気をつけていきなさいね

名古屋

普段の、名古屋の何気ない風景ですが・・・。

気をつけていきなさいね

かつて娘が通っていた小学校の校舎をでたところにあった石碑。子供たちが帰りに校舎を出て、気づいて見ることがあるのでしょうか。

撮影年月日不詳

「いきなさいね」の部分が平仮名になっています。

もちろん低学年の子たちにも読めるようにという意味もあるのでしょうが、登下校の安全を祈って「気をつけて 行きなさいね」と、これから先、長い人生「気をつけて 生きなさいね」と、地域の人々の、ふたつの願いが込められているように思われました。

そんなことを勝手に思い、ふと心があたたかくなるのを感じました。

栄歩道橋

伏見通り西、栄1丁目(名古屋中消防署)側です。

栄歩道橋

名古屋市中区栄、伏見通りに掛かる歩道橋。栄1丁目と2丁目を繋いでいます。写真左側には消防署、右側に木が見えている場所が白川公園です。

現在白川公園である場所は、戦後進駐軍将校の家族の住居が建設され「アメリカ村」と呼ばれていました。その後昭和33年に返還され、白川公園となりました。

伏見通りより東に住んでいた小学生は、現在片側4車線もある広い伏見通りを、横断歩道を渡り通学していたそうです。当時車の往来も少なかったそうですが、その後交通量が増加し、交通事故も増加。今は死語だと思いますが、「交通戦争」という言葉がマスコミなどでよく言われました。

そんな中、伏見通りを横断して通学中の小学校児童が交通事故で亡くなるという悲しい出来事がありました。その後昭和39年、名古屋で初めての歩道橋が架設されました。

それが写真の歩道橋です。

栄歩道橋 栄2丁目側

こちらは伏見通り東、栄2丁目(白川公園)側です。

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